ダウン症の検査


ダウン症の検査としては、主にクアトロ検査と羊水検査の2種類があります。

・クアトロ検査
 羊水検査の前に、「クアトロテスト」を行うのが通常です。クアトロ検査では、血液検査によりダウン症の他、3種類の染色体異常児である確立が算出されるというものです。クアトロ検査は、血液検査によりダウン症の出生確立を算出するわけですが、所詮確率によるものなため、あまり意味がないという意見もあります。因みに、費用は13000円〜20000万円位で、結果は1〜2週間で出るといわれています。

・羊水検査
 羊水検査はお腹に麻酔を打ち、おへその下に注射針を刺して羊水を20ml程度抜き取って検査します。事前に赤ちゃんの位置が悪いと検査できず、羊水抜き取りはモニターで確認しながら針を刺していきます。
しかし、羊水検査は14週くらいからしかできません。それから結果が出るまでに1ヶ月くらいかかることもあり、ダウン症だとわかるときには20週近くになります。

ダウン症の出生前検査の倫理的妥当性に関しては、現在も様々の立場から、それ相応の論議があります。検査結果如何によって子どもをおろす、おろさない等といったの論議は、その人(団体)の立場によってもっともな意見が多くあります。

例えば、「事実上、主にダウン症の産み分けにつながり、障害を有する人の生命を軽んずるものである」として患者や家族並びに人権団体からは出生前検査に対し強い非難が上がっています。

その一方、社会福祉がまだまだ未発達と言わざるを得ない日本社会においては、複数の障害児を持つことが家族にとって現実的とは言えません。そのため、障害児をもった親が複数の障害児を避けるために検査を受けるという選択を、とらざるを得ないのも事実です。
 ただ、このような主張が時には出生前診断に反対する患者家族からなされるため、ダブルスタンダードといった批判があるのも現実です。


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